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Vans Warped Tour Japan 2018 イベントレポート

今回は 2018年3月31日(土)、4月1日(日) に開催されたVANS WARPED TOUR JAPAN 2018 に参加してきたので、そのイベントレポートを書いていきます。

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▼開催概要
名称: VANS WARPED TOUR JAPAN 2018 presented by XFLAG
日程: 2018年3月31日(土)、4月1日(日)
主催: 株式会社クリエイティブマンプロダクション
特別協賛: 株式会社ミクシィ XFLAG スタジオ
会場: 幕張メッセ国際展示場9~11ホール
WARPED TOUR JAPAN 2018オフィシャルサイト: www.warpedtour.jp

 

そもそも「VANS WARPED TOUR」が分からないという方のために概要紹介です。
「VANS WARPED TOUR」は、本国アメリカ全土をくまなく回るサーキットツアーを20年以上も続けてきた、フェスの先駆者ともいえるイベントです。1995年にスタートした同イベントはハードコア・メロディック・パンク系のアーティストが集うバンドにとって登竜門的なイベントであったが、今回はラウド、ニューメタルが中心でした。

この時期に開催の春の風物詩と言えば、PUNK SPRING(以下:パンスプ)でしたが、昨年で終了してしまいました。終了したパンスプの反省も踏まえての開催という側面はあったのでしょうか。

 

ラインナップ・タイムテーブル

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 Vans Wrped Tour Japan 2018 公式サイトより抜粋

 

 Vans Wrped Tour Japan 2018の開催

 KOЯNとLIMP BIZKITがダブルヘッドライナーを務める1日目。

 Prophets of Rageがヘッドライナー務める2日目。

どちらのラインナップもラウド・パンク・メタル中心で日本からはそれぞれのジャンルの代表格が出演しています。 

 

海外のアーティストに関してはラインナップが発表されるにつれて3月24日に開催されたダウンロードフェスの流れで来ていることが分かりました笑

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DOWNLOAD AUSTRALIA公式サイトより抜粋

その分期待値は高かったのですが、アーチエネミーは2月に既に来日公演を行っており、ダウンロードフェス出演アーティスト全てが来日してくれるというわけでもありませんでした

 

Vans Waped Tourで来日したヘッドライナーはそれぞれ単独での日本公演も行っており、Vans Waped Touに出演以外にも来日したからには興行として収益を高めていくという意図はあったと思います。

 

とても貴重な機会である来日公演ではありますが、チケット代が高いことは否定できません。フェスとして多くの海外アーティストを一気に観ることができるのは、凄くお得だと思うのですが、日本のロックファンは必ずしも海外に精通しているわけでもなく、海外のメジャーアーティストも若い人には浸透していない空気感を会場から感じました。

 

日本で行われるロックフェスの常連アーティストやアイドルの出演枠まであったことから海外アーティストだけでは来場が見込めなかったこと、ブッキングの費用が莫大になることの両方の側面があったと思います。

そのため、初めにコーンとリンプがヘッドライナーとして発表されて、NUメタル的な色合いのフェスを期待しすぎたファンにとっては、少し期待外れだったかもしれません。

 

そうはいっても現在日本で活躍中のラウド・パンクバンドの殆どが90年代後期のNU-METALの影響を少なからず受け、その音楽性に反映されていることも考えると単に人気だけ選んだわけではないラインナップだったのではないでしょうか。

 

内容に入る前に少し脱線した話題となってしまいましたが、そろそろイベント参加レポートに移っていきたいと思います。

 

 

~1日目~

ますは、会場は幕張メッセなので、海浜幕張駅まで移動。

開場時刻が11:00で先行物販の開始時刻が10:00でした。今回は物販も買いたかったので、1時間前には会場に着きましたが、待機人数は100人程度と全然少なかったです。

あまり焦らなくても物販は買えたなと思いました。

 

グッズを購入して、ドリンク代の支払いも済ませて、いよいよ入場です

メッセの9~11ホールを使ったフェスなので当然ですが、パンスプと構造的にはほぼ一緒です。

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本フェスでは、EAST STAGEとWEST STAGEの転換時間が無く、交互にライブが行われるので、待ち時間が無くて良いかもしれませんが、全て堪能することは難しい形式でした

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▼1日目

The BONEZ→OLDCODEX→MUCC→coldrain

→TONIGHT ALIVE→Crossfaith→ISSUES→OF MICE&MEN→MONOEYES

→LIMP BIZKIT→KOЯN

 

EAST STAGEとWEST STAGEに張り付いてライブを観ていました。

 

全ての詳細は書きませんが、やはりリンプからのコーンの流れは興奮しました。NU-METALを代表する2組だけあって生で代表曲が聴けるだけでも行った甲斐がありました。

リンプは2012年に解雇されたオリジナル・メンバーのDJであるリーサルが復帰して、そのパフォーマンスを魅せてくれたり、ボーカルのフレッドが客席に来て歌ったりとリンプの熱い気持ちを伺うことができて思わず鳥肌でした。

客席からステージ上に戻ったフレッドは息切れ気味でしたが…笑

 

ただ唯一残念なことはベーシストのサム・リヴァースは病欠だったことです。

代替のベーシストとして日本人女性Tsuzumi Okaiさんがゴリゴリのベースを響かせてくれました。Tsuzumi OkaiさんはOkai SistersとしてLAで活躍中されています。

 

こういった形でのライブも滅多に体験することができないので、これはこれでありかもしれません。

 

▼LIMP BIZKIT セットリスト

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セトリ!!! - ライブセットリスト情報サイト -より抜粋

 

これだけでも充分に見応えありでしたが、いよいよ真打であるコーンの登場。

その姿を観ただけでも興奮が止まりません。

 

1曲目は現状の最新作である「Rotting in Vain」を披露。バックモニターも駆使しながら文字や映像で盛り上げ、サウンドとしても貫禄のあるパフォーマンスだったと思います。

リンプは、あれ?と思う箇所もいくつかありましたが、コーンは楽曲の再現率の高さやボーカルであるジョナサン・デイヴィスの歌声は圧巻でした。

 

▼KOЯN セットリスト

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セトリ!!! - ライブセットリスト情報サイト -より抜粋

 

全体的に日本ツアーとセトリは一緒ですが、時間の都合もあってか日本ツアーの内容を少し削った選曲でした。

しかし、あれだけの人数を前にして盛り上げ続けるコーンはさすがだなと思いました。世代もバラバラのなか観衆を釘付けにする良いパフォーマンスでした。

 

1日目はヘッドライナーがとにかく素晴らしく、パンク系の海外バンドがカッコ良かったです。

 

気になったバンドをもう1組挙げるとしたらTONIGHT ALIVE

音楽性としてはポップ・パンクバンドです。2008年結成で、2011年にデビューなので、まだ新しいバンドです。

しかし、楽曲のノリも良く、キャッチーなものが多いので日本人に受けするのではないかと思いました。ボーカルのジェナ・マックドーガル歌声も澄んでいて、容姿も綺麗です。

もっと流行っていっても良いのではないかと思うバンドだったと思います。

 

youtu.be

 

1日目のライブレポートは以上です。

 

~2日目~

続いて2日目です。

2日目は1日目の教訓を活かして遅めに会場に向かい、既に開場している状態から物販などを買いました。ちなみに売り切れの様子もなく、容易に買うことができました!

 

▼2日目

Pass Code→Dizzy Sunfist→THE LAST INTERNATIONALE→LOVE BITES

→BAND-MAID→SUICIDAL TENDENCIES→ZEBRAHEAD→ANDREW W.K

→PENNY WISE→PROPHETS OF RAGE

という流れで観ました。

 

2日目こそ観たアーティストすべてを紹介したいくらいすべてのアーティストが文句なしで素晴らしかったです。

 

1日目とは違ってNORTH PARKにも足を運び、LOVE BITESBAND-MAIDを観ました。どちらも日本のガールズメタルバンドですが、世界レベルの素晴らしいバンドだと思います。

特にLOVE BITESは元DESTROSEのmihoとharunaを中心に2016年結成と活動歴は浅いですが、英国のMetalHammer誌主催の【Golden Gods Awards】BEST NEW BAND部門でノミネートされたり、世界最大級のメタルフェス「Wacken Open Air 2018」に出演します‼️日本人女性だけで構成されたバンドとしては29年の同フェスの歴史で初だそうです。人気急上昇とはいえ日本ではまだ知名度も低いですが、大注目のバンドです。

もちろんパフォーマンスも疾走感のあるリフとゴリゴリの重低音で攻めまくってました。ボーカルのasamiのハイトーンも心地良く響き渡りビジュアルだけでなく、演奏面でも本当に魅力的なバンドだと感じました。

▼LOVE BITESセットリスト

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他にもパンスプで御馴染みゼブラヘッドは良質なパンクと日本語に下ネタをどんどん盛り込んで笑いの絶えないライブで、アンドリューW.Kは、隣に居たアンドリューW.Kを知らない人も思わず、そのパフォーマンスにツッコミを入れていて笑ってしまいました。楽曲も誰もが踊れて1度で口ずさめるパーティチューンを繰り出していて最高

▼Andrew W.K セットリスト

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セトリ!!! - ライブセットリスト情報サイト -より抜粋。

Vans Warped Tour  Japan PHOTO BY RIEI NAKAGAWARA / TEPPEI / YUUJI HONDAより

 

他にも、カリフォルニア・パンクのベテランであるペニーワイズ、元スレイヤーのドラマーだったデイヴ・ロンバードが加入しているスイサイダル・テンデンシーズなどもこの日に集結して、てんこ盛りの内容でした。

 

ヘッドライナーを務めるプロフェッツ・オブ・レイジは、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの楽器隊3人であるトム・モレロ・ティム・コマーフォード・ブラッド・ウィルクが、サイプレス・ヒルのB-リアルとパブリック・エネミーのチャックDのラッパー2名とDJロードで組まれたモンスターバンド。

もちろん楽曲は説明不要のカッコ良さです。

▼Prophets of Rage セットリスト

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セトリ!!! - ライブセットリスト情報サイト -より抜粋

 

以上2日目のライブレポートでした!

 

 

~総括~

今回のイベントとして個人的にドリンクコーナーに開設されていたスポンサーであるモンスターエナジーの無料配布は本当にありがたかったです。1日に何度でも飲むことができるのでジュース感覚でつい飲みすぎてしまいトイレが近くなりましたが…笑

 

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VANS WARPED TOUR JAPAN 2018のように海外のロックに触れる機会があるということは非常に恵まれているなと感じました。

海外アーティストを日本で一気に観ることができるのは、やはりフェスならでは醍醐味です。

この先海外アーティストが日本のロックファンにもどんどん浸透していって来日公演の増加や費用の減額に繋がることを信じています。

 

VANS WARPED TOUR JAPAN 2018はメタルやラウド、パンクなど様々なジャンルが踏襲されていて現在の日本のシーンに合ったフェスという印象を受けました。

 

もっともっとコアなファンに向けたラインナップでも動員が見込めるように成長していってほしいです。そこに日本のアーティストが出演することも重要であり、世界レベルのサウンドである日本音楽を見せる良い機会にもなると思います。

 

VANS WARPED TOUR は1995年に初開催されて以来、毎年6月より約2ヶ月に渡って開催されてきた世界最大のライヴ・ツアーですが、とても残念なことに今年が最後の年だそうです。

来年以降日本で開催されるかどうかは不透明ですが、このようなフェスがこれから先も数多く開催されることを強く願っています!!